アンジー監督の映画「不屈の男 アンブロークン(原題:UNBROKEN)」を見たら、ねつ造された反日映画とは思わなかった

アンジー監督の映画「不屈の男 アンブロークン(原題:UNBROKEN)」が2016/2に公開されていたようですが、遅れて最近見てみました。(公式サイトWikipedia

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(公式サイトより)

産経新聞の記事やネット上の書き込みの影響で、夫のブラッド・ピットがセブン・イヤーズ・イン・チベットで中国ににらまれたので、逆に中国に気に入られようと「ねつ造された反日映画」を作ったという先入観があったのですが、実際に見てみたら、そうはあまり思いませんでした。

反日的ではないと思う理由

●主人公は長い間海の上で助けが来なくて死にかけていたところを、結果として、日本軍によって収容された(助けられた)

●なんだかんだ言って、日本は捕虜として扱っている

※現在のアメリカ軍は、キューバ内のグアンタナモ米軍基地で拷問などを公然と行っていて、適切な捕虜として扱っていません(テロリストは正規軍の軍服を着ておらず捕虜として扱う国際法上の必要性がないという理屈)。なぜグアンタナモ米軍基地でやるのかというと米国の国内ではないため、国内法が及ばないからです(Bush Jrが許可)。

●捕虜収容所で、多少理不尽なことをされるのは、あまり驚くことではない 描かれていることは特に驚くようないびりではなかった。

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(公式サイトより)

●ラジオ放送で家族に自分が無事であることを伝える機会が与えられ、「戦時下の状況を考えると適切に扱われている」と自分の言葉で話している。

●最初に、乗り込んでいる爆撃機が爆弾を落としている光景が描かれている

●東京の空襲で日本人が被害を受けている状況も少し描かれている

●アメリカ人の目線で見ると、「脱獄」したり「反撃」したりする訳ではないので、「つまらない」と感じる人も多いと思った

●グアンタナモ米軍基地で拷問を現在行っていることを知っているアメリカ人の目線で見ると、殺されず捕虜として扱われていて、拷問はないので、日本=悪とは思わないと思う。

反日的な要素

とはいえ、強引に反日的にしているのではないかという要素もありました。

●日本軍によって収容された後に、自分たちよりも前に尋問されていた前の米兵が、斬首されたことになっていた。

(そのわりに自分たちは殺されず捕虜収容所へ行くことになるのは不自然)

●その後、単に体を洗う光景を、自分たちが斬首されそうになるかのような恐怖シーンに変えていた。

●ラジオ放送の協力を拒否した後に、捕虜全員が主人公の顔面を殴るように強制されるシーンがある。

 

今後チャイナマネーがアメリカで浸透してくることを考えると、残念ながら、反日的な映画はますます増えそうですね。

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